外科(透析)
外科(透析)概要
 当院ではここ数年間は、北海道大学腎臓内科出張医の協力を得ながら、主に外科が血液浄化療法を担当してきました。2024年5月からは北海道大学腎臓内科より固定医2名が赴任し、外科に代わり血液浄化療法と腹膜透析療法を担当しています。
 現在、透析外科は血管外科と協力し南空知全域からの患者さまに対し、年間40~50例ほどの内シャント設置や再建手術を行っています。また、血液透析患者さまの内シャントトラブルが年々多くなってきています。その原因は、患者さまの高齢化や慢性腎不全の原疾患として糖尿病性腎症、腎硬化症(高血圧性腎症)の占める割合が増加しているためだと考えられます。透析外科では内シャントトラブルに対しても、血管外科と協力し、南空知全域からの患者さまを受け入れ、年間300例ほどのPTA(経皮的血管形成術)を行っています。
 また、最近は透析導入患者さまの高齢化により、抹消血管が荒廃して内シャントが設置できなかったり、心機能が悪く、内シャントが設置できない方が増加しています。そのような方には心臓に負担がかからず、穿刺痛の無いバスキュラーアクセスとして積極的に長期留置型カテーテルを留置しています。
医師紹介 【外科(透析)】
羽田 力
役職
診療部長
資格
日本透析医学会専門医
VAIVT認定専門医
日本外科学会認定医、外科専門医
日本消化器外科学会認定医
日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医
日本医師会認定産業医
ICD(インフェクションコントロールドクター)
辻 健志
役職
医長
資格
日本外科学会外科専門医
 
​​