岩見沢市立総合病院卒後臨床研修プログラム


プログラム番号 030844002


病院の特徴
 南空知医療圏の地域センター病院として、救急医療をはじめ、災害拠点病院、精神障害者応急入院指定病院、周産期母子医療センター等の役割に努め、他の医療機関との連携、訪問介護など在宅医療や人間ドック・各種検診など保健事業も積極的に行い、地域医療の確保に努めています。
 平成20年の救急患者受入件数は 8,665件、救急車搬送数は1,785件で救急医療を積極的に行っています。地域の唯一の総合病院として感冒や腹痛をはじめとするcommon diseaseから各臓器の癌、虚血性心疾患、代謝疾患、血液浄化療法、内視鏡下手術などの高度医療まで多様な疾患の診療を行っています。
 地理的には札幌に近く、学会等への参加も容易です。

研修の特色
 地域の中核病院として、基本的な臨床医としての診断・治療技術の習得はもとより、選択科目には総合病院としての多くの選択肢があります。
 また、地域における医療連携や在宅医療の実際を体験することができます。
 さらに、初期臨床研修修了後の進路として、当院での後期研修プログラムへの参加も可能です。

プログラム責任者
院長  中島 保明
 地域の二次医療圏の中核病院として、非常に多くの疾患を扱っています。 また、総合病院としての利点で、他の各科にも気軽に相談し、アドバイスをもらうことができます。規模的には中程度の病院ですので、各医師間の連携もよく、和気あいあいとしたムードの中で十分研修してもらえるものと思います。 
 皆さん、是非研修に来てください。

研修責任者
医務局長  鈴木 章彦
 当院は医師数に比べ症例数が多く、忙しくまた活気にあふれた病院です。
 研修医の皆さんにも指導医のもと主治医として多くの症例を経験していただき、医師としての基礎的な素養を高めていくことを研修目標にしています。見学を中心として教えてもらうのではなく、担当医師としての活躍を期待しています。

平成20年度研修医
倉本 倫之介 (北海道大学H20卒)
 岩見沢市立総合病院は、空知地区の中核病院として様々な症例が集まる病院です。近隣の病院で医師の撤退が相次いでいることもあり、救急車も毎日忙しなくやってくるため大変ではありますが、学ぶことも多く勉強になる毎日です。研修システムもしっかりとしており、先生方からの手厚い指導の下に様々な症例の患者さんを主治医として担当することができ、手技に関してもGTF、CF、BF、IVH挿入、ドレーン挿入、心カテ、グラム染色などを4月から積極的に研修医も行なうことができ、研修医が担当する受け持ち患者数、手技数は実は道内一ということはあまり
知られていない事実でもあります。  しかし、そんな指導をしてくださる先生方の理念は、手技よりも知識や考え方を大切にするということであり、普段ではあまり教えてもらえない臨床薬理学、輸液学、栄養学、術前・術後管理など、様々な知識を十分に享受していただけます。
 受身ではなく、積極的に学びたい人にとっては、ここ以上の病院は無いといっても過言ではないでしょう。

研修目標
 将来、臨床医として、あるいは専門医として必要不可欠な初期診療に関連する基本的知識、技能ならびに医師としてもっとも重要な患者に対する基本的態度の修得。
  1. 医師としてもっとも基本となる医療に臨む姿勢・態度を養成する。
  2. 患者中心の基本的考え方・患者との相互信頼関係を修得する。
  3. 初期診療における情報収集と診断に要する検査・治療計画を立案し実施する。
  4. 日常臨床における基本的な診療能力の養成に努める。
  5. 地域医療・過疎地医療・予防医学につき理解を深める。
  6. わが国の保険診療制度について理解する。

≪リンク:臨床研修の到達目標

研修計画
1) 教育課程:2年間
2) 研修方式:1年目は必修科、2年目は選択科を回るローテーション方式とする。
3) 平成22年度開始プログラム

  【一年次】
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
O
R
内  科 救急部門 必修選択
OR:オリエンテーション
内科:消化器・呼吸器・循環器を各2か月間研修する。
救急:救急当直を週一回、26週(10月から3月まで)行うことにより、救急部門での研修を3か月間とする。
必修選択:外科・産婦人科・小児科・精神神経科・麻酔科から2科目を選択し、各2か月間研修する。

  【二年次】
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
自由選択 地域医療 自由選択
自由選択:一般内科(消化器・呼吸器・循環器)・一般外科・産婦人科・小児科・精神神経科・麻酔科・整形外科・脳神経外科・皮膚科・泌尿器科・眼科から2科目から3科目程度を選択する。
ただし、一年次の必修選択で外科を選択しなかった場合、自由選択期間中に2か月以上選択することとする。
また、自由選択期間中に地域保健(保健所)研修を2週間行う。
地域医療:臨床研修協力施設(東町ファミリークリニック)で研修。

4) 地域保健・医療は、臨床研修協力施設にて研修を行なう。
【地域医療】東町ファミリークリニック(岩見沢市東町1条8丁目932-74)
 研修実施責任者・指導医: 東町ファミリークリニック 院長 武田 伸二
 研修の内容: 地域の特性に即した医療について理解し、実践する。
 標榜診療科: 内科・外科・小児科・婦人科
【地域保健】北海道岩見沢保健所(岩見沢市8条西5丁目)
 研修実施責任者・指導医: 北海道岩見沢保健所 所長  廣田 洋子
 研修の内容: 関係法令(地域の概要、健康増進・結核・感染症関係等、医療・薬事・衛生関係、福祉関係)の研修。
 保健所業務(エイズ相談・結核審査会・精神相談・訪問指導(精神・難病・羅核)・監視指導(衛生・食品・医療・薬務)・健康教育)の研修。

指導体制
 研修医1人に対して指導医1人がついてマンツーマンの指導を行います。指導医の全体的な責任者として指導責任医師を置き、統括はこの指導責任医師が行います。

研修の記録及び評価方法
1) 研修記録
担当した外来患者(救急患者を含む)の一覧表、担当した入院患者全症例の一覧表とその退院時要約、および研修医本人が実施しあるいは補助した検査一覧表を作成の上、指導医のチェックを受けます。
研修医手帳を作成し、各項目毎に自己評価、指導医評価を記入します。
2) 評 価
それぞれのプログラムが終了した時点で、研修委員会は指導医から研修状況の報告を受けて内容を検討し、研修内容の調整を行ないます。
評価項目としては、
 (1) 医療者としての人間性
 (2) 臨床医としての能力の評価
 (3) 記録・提出した診療録
 (4) 症例検討会等における発表能力
などについて個々に評価する。

研修医の処遇
  1. 身   分: 嘱託医師(常勤)
  2. 給   与: 1年次 月間412,000円、 2年次 月間435,000円
  3. 勤務時間: 午前8時30分~午後5時00分
  4. 時間外勤務: 有
  5. 当   直: 有(月2回程度)
  6. 休   暇: 土・日・祝祭日、夏季休暇(4日間)、年末年始(12月31日~1月5日)
  7. 宿   舎: 有(数に限りがあるので要問合せ)
  8. 医   室: 有(総合医局)
  9. 社会保険・厚生年金・労働者災害補償保険・雇用保険: 有
  10. 健康管理: 健康診断年2回
  11. 医師賠償責任保険: 個人で任意で加入。なお、病院賠償責任保険は病院にて加入
  12. 外部の研修活動: 学会、研究会への参加可(費用負担有)

募集要項
1) 研修医定員数(各年次)
1年次: 2名
2年次: 2名
2) 応募方法
i) 応募資格: 医師または医師免許取得見込の方
ii) 応募先: 〒068-8555 北海道岩見沢市9条西7丁目2番地
    岩見沢市立総合病院 管理課庶務係(内線1264)
    Tel (0126) 22-1650 Fax (0126) 25-0886
iii) 必要書類: 臨床研修申込書履歴書、成績証明書、健康診断書、卒業見込証明書
iv) 選考方法:書類審査及び面接
v) お問合せ:上記応募先まで電話にてお問合せいただくか、
 Eメールでもお問合せいただけます。
 Eメールアドレス
 研修内容についてのお問合せは、suzukiak@hamanasu.com
 応募手続などについてのお問合せは、h-syomu@i-hamanasu.jp